2013福島っ子ウィンターキャンプ

№10 出発の朝の風景  (思い出の一コマ)

 

9泊10日におよぶウィンターキャンプも幕を閉じ、いよいよ福島へ帰る朝を迎えました。福島へ片道10時間のバスの旅が待っています。

前夜はいつもと違って、スタッフと子ども達が夜遅くまで別れを惜しんで語りあっていました。それでも、出発当日の朝7時、眠い目をこすりながら起きあがり、荷物をまとめ広間に集まり、スタッフと出発前の挨拶を交わしました。

朝8時の出発に向けて、子ども達は、密蔵院の宿舎からバスが待っている駐車場に移動。そこには、サポートスタッフの皆さんや地元の人達が大勢見送りに来ています。

子ども達は、見送って下さる人達にお世話になった事を感謝し、握手とともに御礼の挨拶や再会の約束をしたりしていました。

少しさみしそうな子ども達を、スタッフはこの10日間で培った生きる力を福島でも発揮してもらいたいという気持ちで、バスに乗り込む背中を押し、皆で見送りました。

バスの中からは子ども達の手がいつまでも振られ、それに応えるようにスタッフもバスが見えなくなるまで、いつまでも手を振り続けていました。

福島っ子、また春に会おう!それまで元気で!学生スタッフから大きな声がバスに向かって飛びました。

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No.9  みんなの心が一つに ~食べて語って和みあって~(思い出の一コマ)
いよいよ明日が福島に戻る日となった前夜、恒例のビックファミリィーの集いが食堂で開催されました。子ども達は入場するとともに、サポートスタッフが作る料理と学生スタッフの様子がいつもとは違う事を感じて、少しソワソワし始めました。テーブルには、サポートスタッフが腕によりをかけた料理の数々が並び、その料理を見て、いっぱい食べるぞ~というオーラが子ども達の全身から溢れ出ています。

前夜の夜ご飯はいつも立食スタイル。美味しい料理をいただきながらこれまでの事を振り返り、福島っ子とサポート、学生、アドバイザー各スタッフが入り混じって語り合い和みあっています。そして、子ども達から昼間の出発式に参加出来なかったサポートスタッフとアドバイザースタッフに花束が贈られました。今回私たちも福島っ子も心強かったのは、二人の現役の看護士さんがお手伝いをしたいと駆けつけてくれた事で、その二人にも期間中お世話になった子ども達から花束が渡されました。

ところでさっきまでいた学生スタッフの一部がいないことに気がつきました。その瞬間かけ声とともに仮装した学生スタッフが乱入。その姿に子ども達の笑い声と大きな歓声が食堂内に響きます。会場のボルテージも一気に高まりました。談笑後ゲームも加わり、大いに盛り上がり、みんなが一つの家族である事を実感して集いを結びました。

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№8 福島っ子、名古屋の街に溶け込む

 

今回の名古屋の街の探検は、午前中はトヨタテクノミュージアム(トヨタ産業技術記念館)へ、午後からは自由行動になっています。

福島っ子は日頃あまり乗ることのない地下鉄で少々はしゃぎながら、目的駅の東山線亀島駅へ。亀島駅の改札を通り地上に出ると、そこには名古屋を代表する高層ビル群が立ち並んでおり、その姿を見て、子ども達は『たか~い』と驚きの声を連発していました。福島っ子の住む町は周囲が山々に囲まれており、大きな人工物はほとんどありません。福島とは違った風景や雰囲気を体験することで、子ども達は五感を刺激されるようです。

特に今回のトヨタテクノミュージアムは、ものづくりから未来を感じられる体験型の施設で、子ども達が実際に見て、触れて、動かすことによって、子ども達の五感が大きく働き、皆の夢も大きく膨らんでいくようでした。

昼食後は自由行動です。仲の良い子同士の班にスタッフも一緒について、亀島駅から地下鉄に乗り、名駅、栄、伏見、大須などに一斉に飛び出していきました。

何度も参加している福島っ子の中には、すっかり名古屋の街に慣れ溶け込んでいる子もおり、福島っ子なのか名古屋っ子なのか一体どちらだろうと思ってしまう事も。

この子ども達の中からやがて福島と愛知をより深い絆で結んでくれる子が出てくれる事を願って、スタッフも名古屋の街を子ども達と一緒になって満喫しました。

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№7飛んで弾んで転がって ~トランポリン体験~

 

今回新たにスポーツ体験の中に、トランポリンを取り入れました。宿舎のすぐ近くにトランポリンハウスができたので、以前から福島っ子を連れていきたいと思っていました。ここにあるトランポリンは、学校や遊戯場にあるものとは違って競技のできる本格的な面で、初心者から専門的な人まで幅広く楽しめる施設となっています。

昼食をすませ、しばらくしてから、子ども達はトランポリンハウスへ向かいました。ハウスに一歩入るとそこは想像していた以上に立派な施設だったようで、『凄~い』『大きい~』『きれ~い』『早くやりた~い』という声があちらこちらで聞かれました。

福島っ子は施設の3面すべての面を使ってトランポリンに挑戦!子ども達はそれぞれのチームに分かれて順番にトランポリンを行っていきます。本格的なトランポリンとあって思った以上に弾むので、子ども達は最初は戸惑っていましたが、だんだんと要領を得て、忍者のように飛び跳ねていました。あまりの面白さに、交代時間がきても『もっとやりた~い』と頼み込む子が各面で見られます。スタッフは何回も跳べるよう段取りし、子ども達は時間目いっぱい挑戦していました。その間、上達の早い子もいて、低学年ながら空中一回転する子も出てきました。

途中、トランポリン選手に模範演技を見せてもらい、その飛ぶ高さ、華麗に舞う大技に、子ども達も学生スタッフも驚きと共にその素晴らしさに感動し大きな拍手を送っていました。

今回のトランポリン体験は、子ども達に、平衡感覚やバランス感覚など、普段使わない感覚や筋肉をしっかり刺激したようです。

次回の福島っ子キャンプでも、引き続き取り入れてみたいプログラムになりました。

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№6 年末の風景 ~餅つき~

 

クリスマスも終わり、世間は年末モードに入りました。福島っ子キャンプでも新年を迎えるにあたり、昔、日本の各地や家庭で見られた餅つきを地元の人達と一緒になって行いました。

朝から学生スタッフは、地元の各家庭に杵や臼などの道具を借りに走り回り、サポートスタッフのお父さんお母さん達は、火起こしからもち米を蒸す準備、ついた餅をこねる段取りなど、密蔵院の境内はお祭りのように活気にあふれています。その雰囲気が子ども達に伝わり早く出来ないかとワクワク感が漂います。

さあ、餅つきの始まりです。福島の子ども達もここ最近あまり餅つきをする機会やその風景を見ることがなくなり、餅つきをとても新鮮に感じたようです。

一人ひとりが杵を大きく振りかざし餅をついて、そのついた餅を、今度はあんこ餅やきなこ餅などに作りかえます。次から次へとついた餅が運ばれていきました。その一方で、お正月の飾り付けの鏡餅や花餅もみんなで作ります。今、世の中ではデジタル化が進み、日本の各地の良き文化が失いかけています。雨プロの福島っ子キャンプでは、季節ごとに日本の良き文化を取り入れ、学び、体験し、昔の人たちの知恵を子ども達に継承できればと考えています。

境内では、子ども達が出来上がった餅を口の中にたくさんほおばり、おいしそうに頂いていました。それを見ていた地元の人達も、とても嬉しそうでした。

出来上がった鏡餅は、密蔵院と名電高校野球部合宿所に奉納されました。

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№5 クリスマス会のひととき~ケーキ作り~

日本中がクリスマスを迎える日、ここ福島っ子キャンプでも、恒例のお寺でのクリスマス会が開かれました。

密蔵院は天台宗のお寺で、私達はその宿坊を借りているわけですが、お寺の雰囲気の中でのクリスマス会もなかなか経験することが出来ない素敵なものです。この日は、仏様とキリスト様が一緒になって福島っ子を応援しているような感じを受けました。

さて、子ども達はクリスマスタイムがやってくると、一斉に顔にお化粧(ペインティング) を始めました。本当はハロウィンのように仮装して会を盛り上げたかったのですが、予算と時間の関係上、人間顔面アートになりました。それでも子ども達は大盛り上がり。子供同士描いたり、自分で鏡を見てペィンティングしたりと、時間が経つにつれ、会場のあちらこちらで笑い声が聞かれます。顔の化粧が出来上がると、班毎にケーキ作りです。まずはスポンジを切って、次に生クリームをぬって、フルーツをのせ、さらにその上にスポンジをのせます。そしてまた生クリームを全体にぬって、最後に飾り付けで完成です。

子ども達はエプロンを身に着け、役割を分担し、思い思いのケーキを作りました。

いつもですと買ってきたケーキを食べてクリスマスを祝うのですが、今日は自分達が作ったケーキとあって、普段よりも何倍もおいしいケーキに舌鼓していました。

このクリスマス会に、支援者のサンタさんからたくさんのプレゼントを頂き、福島へどうやって持って帰ろうかと、子ども達が真剣に悩んでいる様子が何ともかわいらしかったです。

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№4 福島っ子ファーム ~福島で失った時間を取り戻す~

冬の朝、太陽の光で福島っ子ファームが輝き出します。『みんなよく来たね~』と大地が福島っ子に語りかけているようです。

春に苗付けをし、夏に水をやり、今回冬に収穫するのは、里芋やさつまいもです。雨プロの福島っ子ファームは、地元熊野町の農家の人たちが、福島っ子のために提供して下さった畑で、苗や種蒔きから収穫までの指導を受けながら野菜や果物作りを体験するものです。キャンプは、年間を通して、春、夏、冬と開催されるので、その季節ごとに種まきや苗付けをしたり、収穫をしたりしています。もちろん収穫したものは食卓にのせ感謝していただきます。

今回の様子を少しリアルタイムに報告しましょう。まず各班でクワを使って芋などを掘り出します。芋が採れたら、井戸に行ってよく洗い、洗った芋をリヤカーに積み込みます。そして、みんなで順番にリヤカーを引っ張って密蔵院の食堂へ。食堂に着くとお芋を取り出し、用意してあった新聞紙をぬらし芋を包み、さらにアルミホイルで包んで焼く準備は出来上がります。続いて、焚き火に取り掛かります。境内から小枝を集めて焚き火の準備をし、アルミホイルで包んだ芋をその中に入れます。そして点火。火は勢いよく燃え、しばらくすると良い香りがただよってきました。食堂では、歌手のチャーリーさんがショーの合間をぬって、子ども達に自慢のパンケーキをプレゼントしようと、腕をならします。その他の収穫した野菜を使って料理の準備も進みます。

昼食タイムがやってきました。子ども達が火の番をして焼いた焼き芋は、チャーリーさんのパンケーキと一緒に次から次へとテーブルに運ばれ、子ども達の口の中に入っていきます。子ども達は自然と笑みがこぼれていました。

土をいじり、苗や種を蒔き、大地を耕し、自ら収穫してそれを食するこの体験は、きっと子ども達にとって、これまでは普通に出来ていた福島での出来事を取り戻す貴重な体験になっている事でしょう。

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№3 名電高校野球部との交流~世代を超えた友情~

 

23日夕方、福島っ子は愛工大名電高校野球部の合宿所に足を運びました。

恒例となっている野球部と福島っ子との交流会です。合宿所では野球部の皆さんが福島っ子を拍手と歓声で迎えてくれました。

振り返ると、今年の夏の甲子園大会では、子ども達にとってたくましくて素敵なお兄さんのような存在の野球部の人達を一生懸命応援しようとはりきっていましたが、何の因果か一回戦で、子ども達の地元にある聖光学院高校と名電高校が対戦することになってしまいました。子ども達はどちらを応援していいのか試合直前まで悩んでいましが、結局どちらにも声援を送っていました。

甲子園大会から4ヵ月、3年生が卒業し、1、2年生の新体制による野球部も動き出し、夏に向けての練習が一層激しさを増す中、練習後の疲れも見せず、子ども達をあたたかい笑顔で受け入れてくれました。

お互い知っている部員や子どもも多く、最初の自己紹介ゲームからみんなが溶け込み会話も弾んでいました。その後、名電野球部対福島っ子のゲームによる対抗戦が行われ、今回は名電高校野球部に勝利が微笑みました。子ども達は、次回のスプリングキャンプでリベンジすることを約束していました。

野球部の皆さんには芸達者の人たちも多く、ゲームの時々に子ども達からのリクエストに応え、得意の一発芸や漫談を披露してくれました。

最後に、みんなで記念撮影。次は、27日お昼、ご招待されている昼食での再会を楽しみに握手で別れました。

倉野監督をはじめ名電高校野球部の皆さん、いつも来るたびに子ども達を大きな気持ちで包み込んで下さり、いつのまにか世代を超えた友情が芽生えている事に心から感謝するものです。

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№2 スポーツの祭典 福島っ子オリンピック

 

室伏さんとの交流後、午後から中京大学陸上競技場で福島っ子オリンピックが開催されました。中京大学は全国的にもスポーツのレベルの高さは有名で、オリンピック選手と共にその候補生もたくさん在籍しています。

今回は陸上部が、ハンマー投げ、ハードル、高跳びなどを実演、その後、福島っ子も競技に挑み、みんなで福島っ子オリンピックの名称のもと競い合うことになりました。

ちょうどそこへパラリンピックの短距離日本代表の佐藤圭太さんが練習し終わり、福島っ子がいる事に気づいて輪の中に入ってきて下さり、競技のアドバイスや心の持ち方についてお話をして下さいました。

そのお話を胸に子ども達も陸上部の皆さんと各競技に挑戦、しかし圧倒的な力の違いにただただ呆然とするだけでした。

その後、グランド内で、障害物リレー、借り人競争、仮装追っかけ競争、全員参加リレー(1人50m×2)など、体全身を使って競技を楽しみました。この日はここ最近で最も寒い日でしたが、子どもは風の子のように、寒さなど吹き飛ばしていました。

最後に、福島っ子子ども大学の校長、中京大学の成先生から子ども達にメダルと学生証が渡され、みんなの笑顔のもと、福島っ子オリンピックと福島っ子子ども大学は閉会しました。

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№1 室伏広治さんがやって来た!

 

雨プロ福島っ子ウィンターキャンプが、12月21日から9泊10日の日程でスタートしました。福島県伊達市から、今回もたくさんの子ども達が愛知にやってきてくれました。子ども達との再会にスタッフも大喜び。10日間に及ぶ、また新しいドラマが今から始まるかと思うと、福島っ子もスタッフもワクワクドキドキです。

そんなワクワクキドキ感が早速福島っ子、スタッフの上に舞いおりました。あのオリンピックの金メダリストの室伏広治さんが、福島っ子を激励する為にお忙しい中、福島っ子子ども大学に駆けつけてくれたのです。

室伏さんが登場すると、テレビで見るよりもうんとスマートで大きな身体、そして優しい顔立ちに誰もが釘付け!館内に大きな拍手が響きわたりました。

そして、室伏さんから福島っ子に熱いメッセージが贈られました。そのスピーチには、これまでの体験を通しての得たものが語られ、福島っ子にもわかりやすい胸に響く内容でした。『将来自分が大きくなった時、自分の目指している目標が、みんなに喜んでもらえるものであって下さい』そんな言葉に、子ども達も、自分達が大きくなった時、困った人たちを助ける人になれるようにと心に刻んでいました。

メッセージの後は、福島っ子とレクレーションを通しての交流です。室伏さんも子ども達と一緒になって、走り回ったり、追っかけたり、はたまた逃げ回ったりと全身を使って子ども達とのふれあいを楽しんでいました。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、すでにゲームを始めてからお昼近くになり、最後に子どものお世話をしている学生スタッフや、子ども達との記念撮影、そして、一人ひとりと固い握手を交わし、室伏さんからポストカードを頂いて交流会は終了しました。交流後、室伏さんから、これからも福島っ子キャンプを応援していきたい、福島っ子応援団としてまた声をかけて下さいと、うれしい言葉を頂きました。春の浅田真央さんや小塚崇彦さん、そして今回の室伏広治さんなど、世界で活躍されているアスリートの人達との交流は、福島っ子にとって大きな宝物として一生心に残ることでしょう。福島っ子のみんな、将来の目標や夢を大きく描いて下さい!

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